2025年6月交流会 開催報告
- 山形言友会
- 6月8日
- 読了時間: 2分
日時:2025年6月8日(日)10時~12時
会場:鶴岡市総合保健福祉センター『にこふる』 小会議室
参加者:6名(当事者6名)

今年も交流会の出張開催を行いました。当日は天気にも恵まれ、山形から鶴岡までの道のりは1時間半ほど。心地よいドライブを楽しみながら現地へ向かいました。かつて、宮城言友会の交流会に参加するために2時間ほどかけて仙台へ通っていた頃のことが、ふと懐かしく思い出されました。
今回は、初参加の方が2名いらっしゃいました。参加者の多くが庄内地方出身ということもあり、会話は自然と庄内弁が飛び交い、私にとっては新鮮な雰囲気でした。
交流会では、それぞれが自身の吃音にまつわるエピソードを交えながら自己紹介を行いました。学生時代に苦労したこと、環境の違いが吃音に与えた影響、周囲の反応、そしてカミングアウトにまつわる体験など、さまざまなテーマで語り合いました。参加者の年齢層も30代から70代までと幅広く、各世代・立場からのお話を伺うことができました。
なかでも印象的だったのは、「自分たちが経験したようなつらさや恥ずかしさを、今の10代の人たちには味わってほしくない」「吃音があるからといって、何かを諦めてほしくない」という、未来へのエールに満ちた言葉の数々でした。
また、「もっと参加者同士が交流できる企画をしてほしい」「庄内地域でもっと交流会を開いてほしい」といった前向きなご意見も多く寄せられ、今後の活動に向けた励みとなりました。
私たちにできることは、まだまだたくさんあります。これからも、より多くの人が参加しやすく、安心して語り合える場をつくっていきたいと思います。
文責:長岡
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