日時:2024年8月11日(日)10時~12時
会場:米沢市子育て世代支援センター アクティー米沢2階 研修室
参加者:7名(当事者3名、言語聴覚士1名、ことばの教室の先生1名、議員2名)
担当幹事より所感
地方での2回目の開催となる今回は、置賜地方の米沢市で交流会を行いました。
今回の交流会には、初めて参加される方はいませんでしたが、山形市議会議員の荒井たくやさんと山形県議会議員の橋本あや子さんが足を運んでくださいました。ありがとうございます。
お二方が参加されたきっかけは、山形新聞社さんや全国版ニュースでも取り上げられた「3歳児健康診査票への吃音項目の明記」について(※1)、当会の意見を聞きたいと荒井さんからご連絡をいただいたことでした。
今回は初参加の方がいなかったため、いつもとは少し違う雰囲気の交流会となりましたが、当会の会員から出た意見を改めて議員のお二方にお伝えすることができました。今回の交流会の中では、「医療(主に言語聴覚士)」と「教育(主にことばの教室)」の立場の違いからみた県内の吃音にまつわる現状と課題についてや、幼児期、学童期、思春期、成人と世代によっても吃音に関する問題が異なること、吃音の治療について、吃音があっても自分らしく生きるとはどういうことなのかなどを様々なことについて話し合うことができ、私個人としても勉強になる時間となりました。
当会の今後の県内への啓発活動として、県内の関係施設へ啓発パンフレットを配布することも検討しています。また関係施設へアンケートを実施し、現場の声や課題を収集、分析することも今回の交流会の中で意見が出ました。
居場所づくりとしての毎月の交流会の開催はもちろん、できる範囲にはなりますが県内への吃音の啓発活動にも力を入れていきたいと思います。
文責:長岡
参加者の感想
本日の交流会は今後山形でどのように吃音の啓発をしていくかがメインテーマで、自分に何ができるかを考えさせられる貴重な時間でした。
交流会に着ていただいた方の気持ちを大切にしつつ、フォローしきれていない部分にも目を向けていきたいと思いました。
※1 朝日新聞デジタル:2024年7月29日掲載
『3歳児健診、吃音の質問明記は1%のみ 超党派議員、発見と支援訴え』
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